まさかの2本目

※この先新作エロゲのネタバレがありますのでご注意ください。
戯画のキスシリーズと言えば公式ジャンルが「イチャラブコミュニケーションADV」なのにイチャラブ度が低い…と言われていた印象が強いですが近年は割とそうでもなくなってきてる気がします。

まあ毎回とは言いませんが良ルートが出る率は確実に上がっていると言えるでしょう。
本作フルキスSはフルキスと同じ世界、時間のもう一つの物語と言える作品です。ミドルプライスでヒロイン二人というキスシリーズの中で新たな挑戦と言える作品かもしれません。

悠ルートでは引っ込み思案で一歩踏み出せなかった主人公が、付き合い始めたのに告白しようとしてくる男子に対して教室の中で「自分が彼氏だ」と言って守ったり、釣り合うような存在になろうと美容院に行き髪型を変えたりファッションに気を遣い始めたりと能動的になっていくところに好印象を覚えました。
やっぱ主人公ってのはこうじゃなくちゃ。釣り合わないから身を引くなんての以ての外。お前本当にヒロイン愛してるのか?と言いたくなります。

花菜ルートでは奥手同士の二人が段々と積極的になり近づいていく様子を見ることが出来ます。
悠と千夏にからかわれるシーンもあり、冷やかされるシチュが好きな人にとってもこれはGOODです。
悠ルートに比べて短かったので少し物足りないかなーという印象でした。

総合的に見てもミドル故の若干の短さはありますがイチャラブゲーとしてのポイントは抑えてあり及第点は満たしている作品だと思います。

戯画がこの先もキスシリーズを作り続けるのならばこのような作品作りを大切にして頂きたいものです。